トルコ至宝展に行ってみた!

イスラーム文化発信

こんにちは!

日本は今週一気に夏に向けて気温が上がってきました!

うまく気温に合わせて体調管理をして梅雨に備えていきましょう。

さて、今回は5月20日まで東京展が開催されていたトルコ至宝展という展覧会の見学レポートです!

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どんな展覧会なの?

この展覧会の正式名称は「トルコ至宝展—チューリップの宮殿 トプカプの美—」というものです。

この名称通り、展示されているのはイスタンブールにあるトプカプ宮殿に所蔵されている美術・装飾品です。

トプカプ宮殿はオスマン帝国時代にかつて使われていたスルタン(簡単に言うと王様)の居城で、世界遺産「イスタンブール歴史地域」を構成する建築物となっています。

展示されている美術品は本当に多様で、スルタンが外出する際のテントや衣料品、下の写真にあるようなスルタンがかつて座っていた玉座などを見ることができます。

特に、「至宝」という言葉が展覧会名に入っているように、宝飾品の展示が特に豪華です。

例えば、エメラルドをはめ込んだ剣やかつて宮殿の天井に設置されていたシャンデリアなどです。

よって、平日・休日問わず、貴金属のお好きな多くのマダムが見学に訪れていました。

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どこで見れるの?

冒頭にもお伝えした通り、5月20日まで国立新美術館で展覧会が行われていました。

この美術館は、乃木坂駅から直結で行くことができるため、非常に便利な立地です。

また、これまでにもルーブル美術館展やオルセー美術館企画など海外の美術館と連携した展覧会が数多く行われてきており、いついっても楽しめる美術館となっています。

東京での展示は終了してしまいましたが、実はまだ日本国内で見るチャンスがあります!

6月14日から京都国立近代美術館での京都展が始まります!

関東圏にお住いの方は観光がてら京都展に行ってみることをおすすめします。

まうずの感想

まうずの展覧会を鑑賞した感想を書いていきます!

チューリップの多さにびっくり

まず、展覧会名に「チューリップ」と入っているように、本当にオスマン帝国時代の装飾品のモチーフとしてチューリップが本当に多いことに驚きました。

展示パネルの説明によると、唯一神アッラーのつづりはアリフ(a)、ラーム(l)、ラーム(l)、ヘ(h)で構成されますが、それを並び替えるとトルコ語でチューリップを意味するラーレ(Lale)になります。

よって、トルコではチューリップを栽培することで幸福がもたらされると信じられてきたそうです。

現在でも、トプカプ宮殿の庭園には多くのチューリップが植えられているようです。

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中国とトルコの美術的交流

展覧会の後半では、伝統的なトルコ美術・芸術と東洋の芸術の交流を感じることができます。

最も印象的だったのは、オスマン帝国のエメラルドやルビーによって装飾された中国・明時代の陶磁器です。

これまでも見てきた中国の陶磁器がきらびやかにエメラルドや金細工で装飾されているのは東洋と西洋のまさに交差点であるトルコならではだと感じました!

近代日本とトルコの文化交流

この展覧会の最後のパートでは、日本とトルコの文化交流に焦点が当てられていました。

特に、印象的だったのは明治天皇とスルタン・アブデュラハミト2世の交流です。

明治天皇がトルコを訪問された際に、スルタンにかんなや、こてといった日本の大工道具を贈ったそうです。

アブデュラハミト2世は大工の名人として有名で、自身で簡単な家財道具などを製作することもあったようです。

反対に、スルタンから明治天皇にはカーペットや装飾品が贈られました。

さらに、ブースの最後には日本から輸出された瓶に、トルコで製作された銀蓋が付けられた作品が展示されていました。

日本とトルコの文化がうまく融合している作品は必見です!

最後に

この展覧会はトルコ文化年2019を記念して開催されているとのことです。

近年、政治経済的にニュースを彩ることが多いトルコですが、文化的な側面ももっと日本で知られてほしいと思います。

この記事では展覧会内部の写真は載せられなかったので、ぜひ皆さんの目で見てみてください!

<参考文献>

・トルコの至宝展HP(https://turkey2019.exhn.jp/)

・国立新美術館HP (http://www.nact.jp/exhibition_special/2019/turkey2019/)

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